以前、インターネット回線をADSLから変更しましたが、工事が面倒なのとアナログ電話をしばらく残しておきたいという事情があって、光回線ではなく「モバイル回線」でしのいできました。
「ソフトバンク・エア」→「WiMAX」→「月間300GBをうたうレンタルSIM(実際には100GBで規制された)」→「WiMAX(レンタル)」という感じです。
レンタルのWiMAXは、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)の楽天自社エリアがくるまでの繋ぎでした。
日本の携帯電話は高すぎる!とTVCMで叫んでいるだけあって、月額税込3280円。安い。しかも、これを固定回線代替に使うという節約術。
楽天自社エリアは無制限!といっても制限あり
すでにエリア化している先輩ユーザー方の調査により、楽天自社エリアであっても、一日に10GB以上の通信を行うと最大通信速度が3Mbpsに制限されることが判明しています。(制限が撤廃されたかも、後述)
なお、楽天サイドが公式に発表しているわけではなく、先輩ユーザー方の地道な努力により、推定しているだけですので、急に制限内容が変更になるかもしれません。ご了承ください。
ちなみに私の環境では、大容量のゲームソフトをダウンロードするといったことがない限り、一日5GBを超えたことがありません。また、WiMAXの制限時には「最大通信速度が1Mbps」に制限されるのですが、楽天自社エリアの場合、一日に10GBを超えた場合に「最大通信速度が3Mbps」 です。低速ではありますが、3倍速いとだいぶ体感速度が変わります。
※2022/10/22 通信制限が撤廃されたかもしれません!
例えば、機種変で余ったスマホを活用する
私のスマホスタイルは、「安い」または「そこそこ安い」Android端末を半年~2年で買い替えるので、手元には楽天自社エリアの周波数に対応しているものがいくつかあります。
楽天自社エリアで通信するには、バンド3と呼ばれる周波数帯に対応している必要があります。
確認が面倒なら「楽天unlimit 〇〇(型番)」で検索した方が早いでしょう。
※ドコモのSC-02MがUSBテザリング出来ずに悩んでいたのですが、ドコモの端末は特殊な仕様で楽天モバイルやMVNOではテザリングができないようです。( イオシスさん でSIMフリーで楽天モバイルに対応している中古があります。中古なので気になるバッテリーについても、ケーブルを差しっぱなしするので問題ありません。)2021/11/30追記:SC-02Mですが、root化せずにテザリングを有効にできました。楽天のSIMで動作確認済み。(参照)
※OPPOのSIMフリー端末でルーターとUSBテザリングが上手くいったのですが、楽天モバイル(MNO)の周波数(バンド3)に固定できなくて使い勝手が悪かったです。新たに端末を中古で用意しようとお考えの方は、「バンド固定」できるか、もしくはローミングしているauの周波数(バンド18)に対応していない製品を選ぶと良いかな、と思います。
トラベルルーターで有線LANを使う
GL.iNet GL-AR750 (Creta) 無線LAN WiFi VPNトラベルルーター(後継:GL.iNet GL-SFT1200)
スマホのテザリングで間に合ってしまうならば、スマホ単体で固定回線を代替してしまえばいいのですが、有線LANが必要ということもあるでしょう。
そんな時には、トラベルルーターとして販売されているGL.iNet GL-AR750とスマホを接続することで、あたかもモデム内蔵のホームルーターのような環境が作れます。
スマホとルーターをUSB接続し、スマホ側でUSBテザリングを有効にして、ルーターの管理画面で接続を行えばOK。
スマホ ←→ USBケーブル ←→ GL.iNet GL-AR750 ←→ Wi-Fi or 有線LAN(2ポート)
※WiMAXの[W04][W05]とUSB接続できることを確認済みです。スマホ以外でもいけるかも?
夏場のスマホ発熱対策(スマホの冷却)
夏場はエアコンを切った室内の温度が異常に高くなります。
そんななかUSBテザリングで使用しているスマートフォンは、バッテリーを内蔵しているため、発火するのではないか…と心配になるレベルで熱くなります。
そこで導入したのが「エレコム USB扇風機」です。ノートPCやタブレットでの使用を想定している製品なのですが、スタンド部は幅が調整できるため、スマホを横置きすることが可能です。
効果は良好で室温が高い中でも、きちんと冷却できています。室内の温度が高いと効果は薄いと予想していましたが、スマホの温度上昇と比べれば十分な冷却効果があります。
LTE対応 SIMフリーホームルーター PIX-RT100を買ってみました
実際に買って試してみたところ、スマホのテザリングの方が通信速度が速いです
メリットとしては「定時セルフリブート」という機能があって、設定した時刻に自動的に再起動することができることです
もう一つのメリットとしては、不具合が発生したときに電源をオンオフすれば、詳しくない人でも復帰させることが容易だということだと思います
通信速度を重視するなら、このページでご案内しているような形でスマホのUSBテザリングして利用できるWiFiルーターの方がおすすめです
PIX-RT100から「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」に乗り換えてみました
PIX-RT100を二台運用していたのですが、そのうち一台が時々SIMカードを認識しなくなるという不調に見舞われたため、思い切って「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」に乗り換えました。(中古扱いですが、未使用品というやつです)
13,000円程度で5Gにも対応しているので安いです。(5Gエリアではないので試せませんけど)
安定動作を期待して乗り換えただけだったのですが、処理能力がPIX-RT100に比べて高いのかわかりませんが、平均通信速度が上がりました。PIX-RT100の不調に見舞われたのですが、不幸中の幸いと言えるかもしれません。
※下画像の上二段が「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」に乗り換えてから、スピードテストを行ったものです。
楽天謹製のホームルーター「Rakuten Turbo」
スマホ向けプラン(楽天アンリミット)に比べて、月額料金が高い「Rakuten Turbo」でしたが、実はメリットがありました。
グローバルIPアドレス
Rakuten UN-LIMITは、プライベートIPアドレスのため、ネット対戦等使えない用途があります。(我が家ではごく普通にスプラトゥーンの対戦をしているので、使えない場合があるということです。ご注意ください。)
ところがRakuten Turboでは、グローバルIPアドレスのため安心して固定回線として使うことができます。(参照)
Rakuten UN-LIMITと比べとくにメリットがないと思われていましたが、ちょっと安心しました
他社のホームルーターでも、ほとんどの場合「プライベートIPアドレス」で、WiMAX +5G/WiMAX 2+で有料オプションとして提供されているぐらいです(参照)
ちなみに…支払いに楽天カード以外も指定できます!
楽天モバイルだと楽天カードでしか支払いできないイメージがありますが、法人クレジットカードでも支払いができました。ただ、同一契約者で2回線契約しているのですが、それぞれ別のカードで払うということはできないようです。(片方を個人、片方を法人などは無理かも。楽天のIDを分ける必要があります。)