仕事用にアナログ固定電話回線を残してあるのですが、以前ほど電話がかかってこないので、シンプルな構成に変えたいと思っていました。
アナログの固定電話は、停電時でも利用できることからわかりますが、電話回線から電力供給されています。
供給されているわずかな電力で動作する電話機は、通常ですと「ディスプレイ」がないモデルがほとんどです。
液晶付シンプルフォン NSS-08
ただ、ディスプレイがないと発信する際に押し間違いがないか、わかり難いので「液晶付シンプルフォン NSS-08」を選択しました。
画面が付いているので誤解される方がAmazonレビューでもおられましたが、ナンバーディスプレイには対応していません。(ナンバーディスプレイ非対応です。)
コンセントから電源を供給されるタイプでないと対応できないようです。
ディスプレイの表示
私が期待していた動作としては、事前に電話番号をプッシュして番号に間違いがないのを確認して、受話器を上げると自動的に発信する、というものだったのですが、期待していた挙動ではありませんでした。
番号を表示させるには、受話器を上げるか、スピーカー通話ボタンを押して「プー」という音が聞こえる状態にする必要があります。
仕方がないので、最後の一桁を押す前に番号を確認して、最後の数字を押すという使い方をしています。
スピーカー通話は音がとても小さい
スピーカー通話は、めちゃくちゃ音が小さいです。
電源の関係で当然といえば当然なんですが…私の場合にはボイスワープの設定確認といった時にのみ利用しています。
受話器の音量も小さめ
受話器の音量も小さいです。スピーカー通話よりは実用的なのですが、小さいです。
受話器用アンプ
乾電池で動作する受話器用のアンプを買ってみました。
私が購入したのは「ミヨシ MNA-AMP/N」です。
ミヨシ「MNA-AMP/N」について
- 電源「切」でも電源オン
- 何を言っているかわからないでしょうが「電源切」の状態でもボリュームが効く(電源切でも音量がアンプなしよりも大きくなる)
- 電池を抜くと通話不能
- つまり電池切れだと「電源切」でも通話不能(このせいで故障していると勘違いしている人が多そう)
- 「電源入」だと「電源切」より、音量が大きくなる
- 通話相手によって、音量が小さい場合などに「電源入」にすることで素早く聞きやすい音量にすることができる
- 通話していない状態が一定時間続くと「電源切」になるが、上記の通り電源は入っているので、電池残量のランプが付いたら速やかに交換する必要がある
- 受話音量がちょうどよく調整できて満足しています!
最大の懸念材料は「ナンバーディスプレイ非対応」なんですが、着信頻度がぐっと少なくなったので、最近は携帯電話へ転送しています。
(ナンバーディスプレイ契約がなくても、携帯電話へ転送すると着信番号が表示されます。)
転送にかかる通話料よりも、ナンバーディスプレイのオプション料金の方が高いからです。
(事務用のナンバーディスプレイは結構お高め。)
なお、マイクの音量については、留守電サービスに発信してメッセージを録音してみたのですが、以前の電話機と同等の音量で録音されていましたので、問題ないと判断しました。