思い出の写真や動画をポータブルハードディスクに保存しつつAmazonフォトやYouTubeにアップロードしたりしていますが、そういった手段よりも確実でランニングコストがかからない保存方法が誕生しました。
オモイデホゾン
パイオニアが提供するサービスで、100年以上の保存を謳うBD-Rに保存して、物理ディスクを自宅へ配送してくれるというサービスです。
DM for Archiveに対応したドライブ&ディスク&アプリでのJIS X6257規格に準拠した高品質記録により、長期保存を実現しています。
https://www.pioneer-itstore.jp/f/oh
「DM for Archive」とは、パイオニア株式会社が提供する、ブルーレイディスクに標準搭載された代替処理機能 (DM) をJIS X6257に準拠するレベルに引き上げることで、対応ディスクにおいて100年以上のデータ長期保存を可能にした仕組みです。この機能を利用することで、法定保存文書や大切なデータの保存に最適な高品質記録が容易に実現できます。
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再生については、一般的に販売されているブルーレイドライブで読み込みできますので、ご安心ください。
メリット
初期費用がかかりますが、維持費用が0円のため、クラウドの使用料金や定期的に買い替えているHDD代がかかりません。
100年間も維持費がかからないのは大きいです
BD-Rを読み込める条件さえ満たせば、ネット回線は不要ですし、特定のデバイスでないと再生できないといったこともないので、いつもと違う場所で再生するのも容易です。
一般的なBD-Rの寿命
参考までに一般的なBD-Rの寿命とはどの程度か調べました。
BD-Rの寿命は、一般的には5~10年程度です。ただし、製品や保存環境によって異なる場合があります。長期保存用光ディスクの寿命試験方法は、信頼のおける第三者機関によって行われています。この試験方法に基づいて、200年以上の期待寿命を持つBD-Rも販売されています。
Bing
「オモイデホゾン」に使用されるBD-RがJIS X6257に準拠するレベルというのは、信頼のおける第三者機関によって試験されているということですね。
デメリット
物理ディスクのため、破損に弱いのは避けられません。
火災や盗難といったリスクは、物理的な記憶媒体である以上避けられませんよね
それでも、100年という長期間で考えると、クラウドサービスが終了してしまったり、HDDが故障してしまうよりは、リスクが低いように思います
また、アップロードの必要があるため、ご利用のネット回線が細いと時間がかかって大変です。